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<仮内容>日経平均株価は初の4万5000円 各証券会社の年末・翌年上期末の予想
18日の東京株式市場で日経平均株価は初の4万5000円台で終えた。米国が9カ月ぶりに利下げを再開するなか、生成AI(人工知能)ブームなど手掛かりの多い半導体関連銘柄の上昇が指数を押し上げた。石破茂首相の辞任表明後、次期政権で財政拡張的な政策が打ち出されるとの期待が続いているのも追い風となった。日経平均の先行きについて、主要証券会社の予想をまとめた。
野村証券は2025年12月末の日経平均を4万4500円、26年6月末は4万5000円と予想する。7月後半以降の日本株は26年度以降の業績正常化への期待を軸にした株価形成に移ったと指摘。企業統治改革や少額投資非課税制度(NISA)の拡充、自社株買いやTOB(株式公開買い付け)を通じた株式需給引き締まりが続きやすいといい「日本株の利益確定はまだ先で、需給・業績両面からみてしぶとい上昇相場になる」とみる。
大和証券は25年12月末に4万4000円、26年6月末で4万7000円、SMBC日興証券は25年12月末に4万5000円、26年6月末は4万2500円、シティグループ証券は25年12月末までに4万5000円、26年6月末までに4万7000円を見込む。